スリン事件その2

10月4日(木)
さて、おとといのスリン紛失事件の続きです。慌ててベチャ(輪タク)のおじさんにバス停まで戻ってもらい、まずは近くにあった交番へ。しかし、お巡りさんは全然協力してくれません。乗ったアトモというバス会社の連絡先を教えて欲しい、と聞いてもわからないの一言。(インドネシアに104って無いのでしょうか?)ふと、そのバスはカルトスロという西のはずれまで行って戻ってくることを思い出し、道の反対側に行って乗ったバスを待つことにしました。アトモのバスが来るたびに「スリンを置き忘れたんだけど…」と聞いてはがっかりし、道端の何人ものベチャの運転手さんに慰められ、「待つの疲れるから新しいのを買ったら?安い所を知ってるよ」とか言われつつ待つこと約30分。何と、見つかったのです!走り去ろうとする10台目位のバスの車掌さんに諦めつつ聞いたら「あるよ、見てごらん」と。座席の下に転がってました。…というわけでめでたしめでたし。最初に乗ったベチャもずっと待っていてくれたのでベチャ代を倍にして渡しました。それにしても、お財布ならとっくに盗まれていたでしょうに、スリンを盗もうという人はいなかったんですねえ。
P.S.バスを待っている間に、これはブログのネタになると思ったのは言うまでもありません。