トランスの芸能

10月14日(日)
今日はクラテンへ Reog Naluri という芸能を見に行きました。バニュマスでも見た、竹で編んだ馬に乗って男性達が戦い踊る芸能です。楽器は小さなゴングが4つ、太鼓、トゥルバン(タンバリン型の太鼓)、飾りの付いたアンクルン(竹の楽器)2つ。単純なメロディーが繰り返され、速さが増すうちに踊り手がトランス状態となり部屋の中に連れていかれます。今回はその度に「子供が病気なのだけど薬はどうしたら良いか」などの相談者が現れ、トランス状態の踊り手が神(?)のお告げを伝えます。それが何度も繰り返されていました。途中で馬の魂が入ってしまった人がいて、いきなり馬の姿勢で歩き出したりヒヒヒーンっていなないていたりしていました。断食明けのルバランの時期に毎年1回ずつ行われるらしく、踊り手の中には30年間毎年出演しているという人もいました。


(Reog Naluri)