10月17日(水)
昨日はスコハルジョというところで Pak Purboのワヤンを見ました。話は「Wahyu Trimanggala」。アルジュノら3人に Wahyu(天啓?)が降りてくるという内容で、途中で象が大暴れするシーンがあるなど、かなり見応えがありました。Pak Purboの人形さばきは隅々まで神経が行き届いていて、バヌワティと呼ばれる女性が踊るシーンにはほれぼれしました。ユーモアも散りばめられ、彼自身、そして演奏家たちも楽しんで上演しているのが伝わってきました。歌い手の中に中国人の女性がいて、途中で彼女の歌、アメリカ出身のキツィーさんの太鼓、我らがランバンサリの美木さんのグンデルによる'インターナショナル'な共演でおおいに盛り上げていました。面白がって見ていたらその後私にもお鉢が回り、Sinom Parijataと Eling2 Banyumasan の太鼓を叩かされ、冷や汗ダラダラですっかり疲れて最後のマニュロの部分はほとんど寝てしまいましたが…。Pak Purboは9月にロンドンで一晩のワヤン公演をしているのですが(たまたまイギリス滞在中のリアンさんも、そこで踊ったそうです)、太鼓奏者以外は全員イギリス人でとても素晴らしかった!とワヤンの中で褒めていました。私が演奏する前には「日本にはいつ呼んでくれるの?」なんて聞かれました!