今回ジャワに来た大きな目的の一つが、こちらのガムランの授業に出てみたいというものだったので、追い追いその内容を紹介してみますね。今回はスリン(竹笛)の授業について。先生がまずスリンの絵を書いて、指穴と音の関係を説明し、続いて順番に音を出す練習をします。「魚のような口で(口を尖らせて)」なんてわざわざホワイトボードに書いたりして。それから、各音に向かうメロディーを書いて、しばらく練習した後はいきなり曲をやらせます。…と言っても皆そう簡単に出来るものではありません。大体そんなに早く楽譜が読めないし、高い音は出しにくい。すると学生たちは寝っころがったり歌のパートをふざけて吹いたりして、なかなか真面目にやろうとしません。大体、1時間40分もの授業の間ずっと吹き続けるのは大変。指は強張るし酸素不足になります!すると先生もスリンは勝手にやらせて、外国人留学生たちに太鼓など別の楽器に入れさせ、そちらの指導をしたりしてます。さて、皆どこまで上達するでしょうか?
(ガムランで遊ぶ子供たち)