8月18日(土)
昨日の夜はTBSという所でワヤン・オラン(舞踊劇のようなもの)を見ました。若手からベテランまで注目の踊り手たちが総出演し、なかなか見応えのあるステージでした。アルジュノとクレスノの絆?を軸にした物語で、カルノやビスモ、スリカンディなどそれぞれのキャラクターに合った踊り手たちが本領を発揮し、一大群像絵巻を繰り広げていました。音楽監督は、来日経験もあり以前私たちとも共演していただいたPak Bono。目まぐるしく変わるシーンに合わせて音楽も次から次へと変化し、さすがに演奏は大変そう。途中で何度か厳しい表情で演奏家たちに合図を送っていましたが、終わった後はニコニコ柔和な顔で自ら楽器の片付けをしていました。彼の時に3拍子の混じるダイナミックな音楽は、ドラマティックなワヤン・オランを大いに盛り上げていました。