12月9日(日)
こちらに来て、大学の授業等の合奏に参加しているうちに「ふ〜ん、なるほど」と思ったことが幾つかあります。その一つはゴングの音。直径1m以上の青銅製ゴングをうまく鳴らすのは意外と難しいのですが、その音が今まで思っていた以上に柔らかいのです。なんかこうフワ〜っという感じ。私なんか大きい音を出そうと思って叩くとボンという打音が混じってしまうのですが、そういう衝撃音が無く、おそらく折れ線グラフで表したらなだらかな曲線を描きそうな、そんな音なのです。ジャワ人が尊ぶ上品で繊細な音とはこういうものなのかなあとあらためて感じています。