ご近所さん

12月15日(土)
今の家は学校の目の前にある為、まわり中が学生の下宿だらけ。家を一歩出ると(いや、洗濯物を干しているだけで)知り合いに会うので、悪いことは出来ません!部屋の窓を開けると後ろも下宿が連なり、そこでよく目の合う青年がいます。C君はワヤン(影絵芝居)製作者で、家にいる間はほぼ一日中ワヤンの人形を作っています。3畳程の部屋にベッドと机。そこに所狭しとワヤンの作りかけの人形が置いてあって、どこで寝るのか?と思ってしまう位。水牛の皮にトントン穴を開けている音が聞こえてきて、これはバイクの騒音とは違って耳に心地良いです。部屋の中がワヤンしかない彼の生活を見ていると、余計なものを一切持たないこんなシンプルな生活もあるんだなと感心してしまいます。


(ワヤン人形工房)