お母さん頑張る!

3月2日(日)
明日は日本ではひな祭りですね。学生の友達の中にヌルちゃんという女性がいます。去年末に卒業一歩手前のPembawaanの試験を終え、目下上級クラスの授業に参加しています。そのかたわら、すでにシンデン(女性歌手)として引っ張りだこのようで、影絵芝居ワヤンにも頻繁に出演しています。その彼女、何と子供がいるのです。初めて知った時は驚きましたが、実は学生ですでに子供のいる人、意外といるのです。(え〜、あの人も?と驚くことしばしば。)ヌルちゃんは、田舎に旦那さんと子供を残し、大学近くに下宿して卒業に向けて頑張っています。子供と離ればなれで大丈夫なのかな、寂しくないのかなと思いますが、こちらではお母さんが家を離れるケースは珍しくないのだとか。別の人に聞いたのですが、農村地帯の女性は、子供を産んで2ヶ月もするとジャカルタやシンガポール、アラブなどに家政婦として出稼ぎに行き、5年間帰ってこないということもよくあるとか。その間、子供はお父さんや他の家族、親戚が面倒をみるので、問題はないそうです。そういう風習があるせいか、こちらのお父さんたちは、とても子供を可愛がり面倒を見ているなと感じます。そして母は家計を支える為に外に出て頑張る。やはりジャワの女性はたくましいです。