9月7日(金)
ソロの芸術大学にもいろんなタイプの先生がいます。先日、シトゥル(琴)の授業に出ようと思って行ってみたら、その日はスリン(竹笛)の授業だったので帰ろうかな…と思っていたら、その日の先生、仮にP先生としておきましょう。「スリンはやらないのか?」と言うので「難しそうだから…」と尻込みしていたら「そんなことないからやりなさい!」と、いつしかやるはめに。(私は以前、雅楽の龍笛を習った時に音が出ず脳貧血になりそうになって以来、笛には苦手意識があるのです…。)さっそく授業が始まり、高い音が少しでもヒ〜ッと鳴ると「バグース(=good)!」とか言って人を乗せるのです。そして、次々課題を与えグイグイ生徒を引っ張っていきます。さて、そのP先生に今日また偶然に出会いました。これからシンガポールから短期で来ている人の太鼓のレッスンが始まるので、あなたも参加しなさいと。私が「お昼を食べようと思っていたんだけど…」と言うと、「食べる必要は無い!朝食べただろ!」と、またまたすごく強引です。結局30分だけレッスンに参加して合奏したのですが、それはそれなりに面白かったです。いつのまにか人を引きずり込んでしまう強引さも、教師には時には必要かな?なんて妙に感心してしまいました。