1月13日(日)
こちらの人はおしゃべり好きだなと思うことがよくあります。ガムラン演奏の前に延々といろんな人の演説(?)が続いて、なかなか本番が始まらない…なんてことはしょっちゅうあります。皆、結構良い声で、原稿など無しにいつまでもしゃべっています。そんなお話を聞いた後にガムラン演奏を聞くと、まるでさっきの続きのようにいろんな楽器がおしゃべりしているように聞こえます。高い声の人がいれば低い声の人もいて、早口の人がいればたまに頷くだけの人もいたりして…。そんな様々な個性を持った人達(楽器?)が、何か共通の話題について皆で調子を合わせながらひたすらペチャクチャしゃべっている…、そんなふうに聞こえます。ガムランはおしゃべり好きな民族性が生み出した音楽なのかもしれません。