バニュマスでワヤン

1月27日(日)
昨日の夜、バニュマスの町プルウォクルトにあるエコさんの家から帰ってきました。木曜の夜に着いて、その日はゆっくりくつろぎ、翌日は午前中からワヤンの練習。そう、美木さんが先日大学でも上演した「Seno Bumbu」というタイトルのワヤンを、ここでも上演することになったのです。約50分の演目。私もグンデルという楽器で参加しました。午後からは演奏家が集まっての練習。太鼓の人と初めて合わせたので、人形の動きと太鼓の手組との調整がやや大変でしたが、本番は美木さんも堂々と演じていました。私も他にバニュマスの太鼓を2曲叩かせてもらいました。全てはエコさんが「経験になるから」と計画してくれたことで、ありがたい限りです。さて、エコさんのお父さんともう一人若手の二人で上演したバニュマスのワヤン、ソロのと比べてシンセサイザーを入れたチャンプルサリ(ポップスの混じったガムラン)が多く、またパラランと呼ばれる形式のものを多く使っていたこと、さすがバニュマスらしく女性の掛け声が賑やかだったこと等の音楽的特徴がありました。ワヤンそのものに関しては…、何だか疲れて本番中ほとんどウトウトしていた為に話もよくわかりませんでした。悪しからず…。