先日、26日にはSMKIと呼ばれる芸術高校で行われた踊りの公演を見に行きました。ここでは毎月26日に様々なテーマによる意欲的な公演が行われているのですが、この日のテーマは数年前に亡くなられたジャワ舞踊の大家マリディ氏の作品集。やはり注目度が高いのかいつもよりかなり多くの客が集まっていました。マリディ氏は踊りの名手であるだけでなく、数多くの素晴らしい作品を世に残しています。この日のプログラムを一応記します。
Gambyong Solo Minulyo,Prawiro Watang,Harjuna Sasra Tanding,Mahesa Jenar Rara,Manipuri,Garudha Yaksa,Karonsih,Arjuna Wiwaha
私たち日本人も彼の作品を何度も上演していますが、この日はまだ見たことの無い踊りも多く、あらためて彼の作品量の多さ、そして素晴らしさに感服しました。マリディ氏の娘さんも舞踊家で、去年私たちも公演したKaronsihを踊られたのですが、静かな表情の中に物語の登場人物の気持ちが込められていて、じっと見入ってしまいました。
(SMKIにいたソロの美男美女)