2月24日(日)
今朝までクラテンでワヤンを見、お昼まで寝て午後アイロンをかけていたらこちらの友人が家にやってきました。用件を済ませて帰る間際に「一人で住んでいるの?」の一言。この言葉、今まで何回聞いたことか…。うちに来た人はほぼ全員同じ質問を投げかけてきます。私の家は元々下宿屋だったところなので狭いながらも部屋が5つ程あり、そこを一人で借りているのがこちらでは信じられないようなのです。まあ経済的な面ももちろんありますが、それより一人で暮らすことが信じられないみたいです。今日の友人は、「怖くない?」って言ってお化け〜の仕草をしていましたが…。こちらでは住まいのみでなく、どこか、たとえば食事や演奏会やワヤンに行っても「誰と来たの?」と必ず聞かれ、一人だと不思議がられます。あまりに聞かれるので、心の中で「一人で悪いか!」とつぶやいてしまうのですが、それを繰り返すうちに何だか一人だと寂しいような気分になってきます。日本では一人で暮らしたり食事に行ったりするのはごく普通のことなのにね。こちらの人は逆に何をするにも誰かと一緒なわけで、こうしてガムランみたいな音楽も生まれたんだなあと妙に納得してしまいます。