2月26日(火)
新学期が始まったと同時に卒業試験の練習も始まりました。ガムラン演奏家として卒業する為には、ルバブ(胡弓)か太鼓、グンデル(ビブラフォン型鍵盤楽器)、シンデン(女性歌手)のいずれかを選び、かなりの大曲を何曲もマスターして試験に臨まなければなりません。ガムランは一人では演奏出来ないので、友人たちに他の全ての楽器に入ってもらい、何回も練習が行われます。もちろん指導教官も毎回やってきます。こうして約2ヶ月、週4回夕方の練習が続くのです。受験者は毎回約20人分以上のお弁当やお茶を用意しなければならないわけで大変です。でもこうして、代わりばんこに手伝ったり当事者になったりして協力し合う様を見ていると、いかにも助け合い精神を尊ぶジャワならではだなあと感じます。私もこれに習って、先日からバニュマスの楽器チャルンの練習会を開いています。今日で3回目。毎回友人たちにメールを送り、お弁当を注文し教室を確保し楽譜を用意し…。皆、様々な練習を掛け持ちして忙しい中駆け付けてくれるので感謝です。後一ヶ月、毎週行うつもりです。