番外編、スタート!

2008年12月22日(月)

こんにちは。お久しぶりです。今年3月まで投稿していた携帯ジャワ日記は、思いの外大勢の方々に読んでいただき、大変嬉しく思っています。どうもありがとうございました。あれから約9ヶ月、1ヶ月弱の予定で再びジャワにやってきました。その間不定期で日記を再開しますので、よろしくお付き合い下さい。
久しぶりにこちらに来ると、実に様々な音や音楽に満ちた環境であることに改めて気付きます。私がホームステイしている家には1才半の女の子がいて可愛い盛り。私の部屋の近くに置いてあるラジカセからはしょっちゅう子供向けの歌が大音量で鳴り響いていまして、まあ何と言いますか…。ソロに着いて2日目の昨日は、大学のプンドポ(イベント会場のような吹き抜けの建物)で行われた結婚式にいきなりガムラン演奏で一部出演させていただいたのですが、式のあらゆる儀式が全てガムラン音楽で彩られていることに改めて気付きます。まるで音楽無しでは何も出来ない…というかのように。昨日はバリ島やジャワ、バニュマス地方の音楽が交互に演奏され、創作曲や創作舞踊も披露されてなかなか賑やかでした。(でもその場でいきなり曲が変更されたりするので、こちらはヒヤヒヤでしたが。)招待客もなにげにお皿を叩きながらリズムを取っていたりして良い感じでした。その後、昨日は7時間くらい車に乗って移動したのですが、その間も車内ではダンドゥットやアラブっぽいスマトラの音楽が引っ切り無しにかかっていました。そしてホテルで迎えた今朝は、バイクやニワトリ、雨音に加え時折カエルの鳴き声も聞こえます。本当に音が充満し、世界が始終胎動しているように感じます。そういえば、昨日の夜ホテルに着いて水浴びをしている時に、ドスン!と何かが思いきり窓の外にぶつかる音がしたのだけど、あれは一体何だったのだろう…。

(マンクヌガラン王宮のプンドポ)